突然ですが、皆さんの職場のES環境は現在どのような状況なのでしょうか。

消費者対応の仕事は神経を使うことも多く、対応で溜まった社員のストレスを、各社でどのようにケアしているのかということにとても関心があるのですが・・。

実はわたしの職場には現在のところ、休憩室というものが存在しません。

お弁当を食べるのも机の上ですし。一応お昼ご飯は交代制でとることになっていますが悲しいことにわたしたちがお弁当を食べている頃、お客様も当社の味噌汁やふりかけを昼食として召し上がって下さっているわけで、必然的に問い合わせやお叱りの電話が多くなってしまうのもこの時間帯だったりしてしまうのです。全員モグモグしながら電話に出ることもあります。胃に悪いな、これは。と思いつつ、なかなか具体的な改善策がない様な状態でした。

以前、休憩室にウォーターベットがあるという他社の方のお話を聞いた時、驚きのあまりひっくり返りそうになったことがありました。(外資系にお勤めの方でしたが)

そんな贅沢は言わないから、せめてペットボトルのお茶にベタ付けされているマスコット人形が飾れて、落ち込んだ時にうずくまることのできる癒しの一角(一部屋といわないところがつつましい)があったら・・。もちろん休憩室の有無がESのすべてではありませんが、わたしにとっては大きな願いでした。

そんなわが相談室に、ようやく休憩スペースが与えられることが決まりそうなのです。

今まで机の上にゴロゴロ転がっていたハクション大魔王やお茶犬のマスコット人形もようやく安住の地を得ることができそうです。
消費者対応はひとつとして同じ案件がありません。似たような申し出内容でも、お客様の性格やその時の対応者の精神状態などにより、結果が大きく変わってしまうことがあります。ストレスを引きずったりすることなく、常に安定した精神状態を保ち、お客様に高い満足度を与えられる対応をするためにも、気持ちをリセットできるような環境を整えることは本当に大切ですよね。皆さんはどうお考えでしょうか。

 

column 026
職場の休憩スペースについて思うこと
松山 陽子 第23期消費生活アドバイザー
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