前回のコラムから間もなくて恐縮ではありますが、幹事のお取りはからいにより、お別れのコラムを書かせていただくこととなりました。
自分は新潟より、一年間の約束で東京へ来ました。この度、10月22日をもちまして東京での勤務を無事終えることができ、新潟へ戻ることとなりました。

私は元々コールセンター出身者で、コールセンターから本社のお客様相談室へ異動しました。弊社のお客様相談室はコールセンターで揉めに揉めたお客様が最終的に行き着く、難クレームの終着点です。毎日毎日、入電するほとんどの電話がクレームです。クレームには慣れていましたが、一人暮らしで人と話す機会も少なく、日に日にストレスが溜まっていました。
そんな時、弊社の上司であるNさんからカスタマー研のことをお聞きしました。すぐに興味を持ち、Nさんに紹介いただいたのがカスタマー研へ参加させていただくこととなったきっかけです。

カスタマー研の方々と初めてお会いし、お話した時は他業種の人達も顧客対応、クレームに対する気持ちは皆同じなんだと知りました。皆さんも毎日必死で戦っていると知り、自分も負けていられない、自分も頑張らなきゃという気持ちになりました。 私は消費生活アドバイザーの資格を持っておりません。そのため、最初はカスタマー研に参加するのが少し不安でした。しかし、カスタマー研の皆さんはやさしく受け入れてくださり、自分もすんなりと馴染む事ができました。

定例会では皆で意見を出し合い、時には言い合いになってしまったこともありましたが、今ではとてもいい思い出です。現在の課題である、リーフレットの作成作業にも携わることができ、個人的に大変勉強になりました。ただ、完成を見ずに去らなければいけないのが残念です。
1年間はあっという間でしたが、カスタマー研に参加できて本当に楽しかったです。
現在、自分はアドバイザーの二次試験に向け、論文対策に追われております。無事資格を取得し、再び皆さんと会える日を夢見て頑張ります。

皆さん、本当にありがとうございました。東京に出張で来た際にカスタマー研の定例会の日に重なれば必ず参加させていただきます。 最後になりますが、これから寒くなりますのでお体には十分お気をつけください。
それではまたお会いしましょう。さようなら。



column 052
カスタマー研の思い出
小泉 純一
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